スタッフインタビュー

笹川歩（2021年入社 / 新卒第4期生）

埼玉大学大学院理工学研究科卒業
NJSS事業本部事業開発部プロダクト開発課所属

自らの成長に一歩ずつ向き合う日々
「入札情報速報サービス NJSS（エヌジェス）」を運営するNJSS事業本部プロダクト開発課にて、システムリプレイスに伴う開発業務に従事しています。

研修を終えて現場配属となったのは、2年掛かりで行われた大規模プロジェクトのリリース直前。
「10年に一度の大規模リリースだ」とも社内で言われていた、絶好に忙しないタイミングでした。
テストから参加をして細かいバグ出しや修正作業から入っていき、右も左もわからない状態からのスタートでしたが、入社早々に「自分でなんとかしないといけない」経験を積めたのは良いことだったと思います。
最初は先輩に頼りきりでしたが、徐々に自分で調べて解決出来ることが増えてきているのも嬉しく感じていますね。
直近では部内に向けて仕様説明会を担当したりと、幅広い業務に挑戦できることには面白みを感じています。

学生時代にプログラミングをしていた時と大きく異なるのは、プロとして高い品質が求められることでしょうか。
また突発的に入ってくる業務も多く、複数の業務を並行して行うことに難しさを感じているので、バランス良く対応できるようにしていきたいですね。

人のチカラの凄さに気がついた学生時代
物心ついた頃からサッカーが大好きで、とにかくサッカーに熱中した学生時代でした。
サッカーは今でも生活の一部ですね（笑）

そんなサッカー漬けの日々と並行して、大学院へ進学してからは、AI（人工知能）を活用した知能的なロボットの研究開発を行っていました。
ロボットといえば人間の指令に従う形式が一般的で、決まった動作をやるのには向いているのですが、例えば家事や料理のような複雑な判断や創意工夫が必要な作業は苦手なんですよね。
こうした従来とは異なる、人間のような脳をもった柔軟な行動が出来るロボットのソフトウェア部分を開発する研究を行っていました。

試行錯誤の日々だったので、難しいことばかりで苦労した思い出が印象に残っていますが、AIやディープラーニングの分野には「こんな凄いことが出来るんだ！」という面白みを感じていました。
今のロボットにできることには限界があり、人間の子どもでも簡単にできることができなかったりもします。
技術が進歩する一方で、人のチカラの重要性やすごさも実感しましたね。

自身のビジョンとの重なりを見出したうるる
研究に明け暮れる日々の中で自分の将来を思い描き、「もっとスピード感を持ちユーザーに届けたい」という思いに気がついたんです。
ロボットを作るのは早くても10年は掛かるでしょうし、基礎研究もまだまだ必要な分野。
もっと自分の作ったものをダイレクトにユーザーに届けて、エンドユーザーに近い仕事がしたいな、と。
自分自身がサッカーに”わくわく”を与えてもらったように、世の中の人々に”わくわく”を届けたい。そんな思いをもって就活を開始しうるるに出会って、うるるのビジョンや創りたい世界観にピンと来たんです。会社説明会で高揚感を抱いたのを覚えています。

就職先を選ぶのは大きな決断ですが、面談や選考を重ねるなかで、うるるの社員が真剣に向き合ってくれているなと感じたことはとても大きな要素でした。
一人ひとりに真剣に向き合う姿勢がある会社であれば、自分自身が楽しく、そして人に”わくわく”を与えていけるようになるだろうと思えましたね。

チャレンジなしに前進なし
今後はまずエンジニアとして、自立して開発が出来るくらいに知見を深めていきたいと思っています。
まだまだ圧倒的に技術力が足りないと感じているので、勉強して先輩達に追いつけるようにしたいですね。
もちろん使用言語など未経験の分野も多くありますが、プログラムの構造やアーキテクチャなど、もっと全体を俯瞰して見ていける力が必要だと思っています。

いずれは人々に”わくわく”を届けられるように、新たなサービスを生み出してみたいと考えています。
ゼロからイチを創る力も必要ですし、サービスを成長させていくためにビジネス面でも学んでいきたいことは多くありますね。

やりたいこと・チャレンジしたいことは沢山ありますが、現在の業務と将来の目標に一貫して大切なことは、ユーザー視点を持ち続けることだと思います。
ユーザーにとっての障壁を取り除き利便性を高めていただくには？もっと”わくわく”を届けられるには？という視点を忘れずに追求し続けたいですね。

自分自身で答えを導き出していこう
就活に限らず言えることかもしれませんが、「自分を理解する姿勢」を大切にしてほしいなと思っています。
就活のときって、外の情報に左右されることが非常に多いんですよね。僕の就活時も、「国立の大学院に行ったのだから、大手の研究開発へ…」という周囲の声は少なからずありました。
ただ、人生は自分のものなので、本当にやりたいことはなんだろう？得意なことはなんだろう？と自分の考えと照らし合わせていかないと、就職してもハッピーに過ごせないですよね。
「この道が正しい」という正解はないので、自分自身で答えを導き出していってほしいなと思います。

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