2019.5.14 調査報告

官公庁・地方自治体入札市場レポート(2019年4月)~2019年4月の公示案件数の合計は77,293件(前月比 +4.07pt)~

2008年より「入札情報速報サービス NJSS(エヌジェス)」を運営し、官公庁・自治体から公示される入札案件を収集し続けてきた、株式会社うるるが、毎月の入札市場と入札参加社の動向をお届けします。※当調査は、NJSSで収集している案件を元とした独自調査です

■ 2019年4月の公示案件数の合計は77,293件(前月比 +4.07pt)
■ 最多は東京都の6,834件(前月比 +1.67pt)
■ 最少は山形県で520件(前月比 -56.59pt)
● NJSS内検索回数NO.1は「刑務所」(前月:4位)
● 大きく順位を上げたのは「システム」「RPA」「観光」「オリンピック」

「入札のプロが語る。データから読む入札の動向」
2019年4月は、昨年同月よりも多くの入札案件が公示された。これまでも安定的に案件が増えている状況が続いているため、入札市場の盛り上がりを改めて感じる。
特に、IoTやインバウンドは、国や自治体の予算上も今年度の重点項目であるため、入札案件も増えることが予想される。
それを受けてなのか、検索キーワードランキングでも、「システム」「RPA」というのIoTに関連するキーワードや、「観光」「オリンピック」などのインバウンドに関連するキーワードが順位を上げた。入札情報を見逃すと大きな機会損失になるため、網羅的な情報収集を心がけていただきたい。
余談だが、「令和」が含まれる入札情報が続々と公示されている。すでに1300件以上の「令和」を含む案件が公示されているので、せっかくのメモリアルな機会に、入札に参加してみてはいかがだろうか?(NJSSカスタマーサクセス 責任者 清水希)

【入札情報速報サービスNJSSとは】
市場規模22兆円の、全国の官公庁・自治体・外郭団体をはじめとした全国7,500の機関の入札/落札情報を一括検索・管理出来る業務支援サービス。役務から物品、建設・工事まで、あらゆる分野の入札情報が検索可能。情報はクラウドワーカーが目視・手作業で収集を行っているので、プログラムのみでは取得できない情報も網羅されていることが最大の特徴です。

※当月次レポートは、NJSSで収集している案件を元とした独自調査です。当社は、当月次レポートに掲載されている投稿内容につきまして、情報の内容や正確さには細心の注意を払っていますが、利用者が当レポートの情報を用いて行う一切の行為について、何ら責任を負うものではありません。

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