2016/09/06 （株）うるるが「空き家手帳web版」をリリース

空き家2000万軒の時代に備え、悩める所有者と専門家をマッチング

　（株）うるるが「空き家手帳web版」をリリース

～「相続と空き家に関する意識調査」も同時発表～
空き家問題に7割が「関心あり」、7割が不動産の相続「話せてない」
「将来実家に住む」3割にとどまり、民泊サービスに4割が「興味あり」

全国32万人のクラウドワーカーが収集する空き家情報を事業者向けに提供する「空き家活用ポータル」を運営する株式会社うるる（東京都中央区　代表取締役：星知也、以下「うるる」）は、このたび「空き家手帳web版」の提供を開始致しました。本サービスでは、空き家所有者に必要な情報を届けるとともに、各分野の専門家との最適なマッチングを支援し、社会問題となっている空き家問題の解決支援を目指します。

さらに、7月に行った「相続と空き家に関する意識調査」では、社会問題としての「空き家」には7割以上の方が関心を持つが、その内訳をみると「気になるが、よくわからない」が37.2％で最も多く、問題の詳細は理解されていないことが分かりました。不動産の相続について話し合いを持ったことがない世帯が7割を占めました。自由回答からは、「相続の話合いの難しさ」や「空き家や土地の活用の知識不足」などの声が多く、そのため5割以上が「相続の会話に不安」を感じていることが分かりました。また、実家の相続では「自分が住みたい」という回答が26.2%に留まり、「貸したい・売りたい」の活用派と「どうしたらいいか分からない」が36.9%で拮抗しました。また、空き家対策でも注目されている民泊サービスに関しては44.5%が興味を示しました。
※調査結果詳細は巻末の資料をご覧ください。

【空き家手帳web版とは】
「空き家所有者」と「各分野の専門家」が出会えるWEBサイトです。また、空き家所有者に対し、空き家所有の基礎知識やリスクなど、必要な時に知りたくなる空き家に関する適切な情報を届けることで、空き家問題の理解促進につながる啓蒙を行います。サイトでは、空き家所有者は空き家に関する悩みについての無料相談を「空き家相談ボード」に投稿ができ、それについて専門家が回答する仕組みを導入し、双方のサイト上での交流を促します。参考になった回答をした専門家には、所有者が直接相談や問い合わせができ、直接のマッチングも可能となっています。当サービスでは、サービス開始初年度で登録事業者500社、「空き家相談ボード」への投稿数累計3,000件を目指します。

【相続と空き家に関する意識調査概要】
■調査名：「相続と空き家に関する意識調査について」
■調査手法：インターネット調査　■調査期間：2016年7月
■母集団：クラウドソーシングサービス「シュフティ」登録ワーカー30代～70代、男女597人を対象に実施
■意識調査詳細はこちら
■調査結果の総評：株式会社うるる代表取締役　星知也
法改正などをうけ、報道でも頻繁に扱われている「空き家問題」について7割以上の方は関心がありながらも、内訳をみると「気になっているがよく分からない」という方が最多でした。これは、法律の話やお金の話など専門的な事も多いため、きちんと理解をするまではなかなか難しい内容と言えるでしょう。また、不動産の相続・処分については7割程度の方が「話し合った事がない」と回答しました。自由回答をみると、「親が健在のうちは話す事に気が引けるが、いつかは直面する問題なので知識だけは付けておこうと思っている（北海道在住・50代・男性）」などのように、いずれは避けて通れない問題と認識をしながらも、行動にうつせずにいる方が多いようです。不動産の相続については、「どうしたらいいか分からない」が最多で、「実家は売りたい（22.9%）」「実家は残して人に貸したい（14.0%）」と活用を考える声が4割近くにのぼりました。自由回答をみると、活用するにも、自分が住むにも、損得など専門的な知見から教えてほしいけれど、「誰に」「何を」相談すべきかわからないという声が多くみられました。一方、相続にあたり相談できる弁護士・不動産会社は「いない」と回答した方が8割にのぼりました。
今回の調査から、不動産相続にあたっての悩みは多岐にわたることから、漠然と抱えている疑問や不安を解決するためには、様々な分野の専門家が集まり、包括的に対応していく事が必要であると示唆されました。（※詳細グラフは巻末をご参照下さい。また、本調査結果利用の際には「空き家手帳web調べ」と明記下さい。）

【株式会社うるるについて】
設立年月：2001年8月31日
本店所在地：東京都中央区晴海3丁目12-1 KDX晴海ビル9Ｆ
代表者名：星知也
事業内容：
【クラウドソーシング事業】
・シュフティ事業(クラウドソーシングサービス「シュフティ」の運営、自治体の一人親支援事業などにおける在宅ワークプログラムの提供)
【CGS（Crowd Generated Service）事業】
・NJSS事業(入札情報速報サービスの運営)
・空き家事業（空き家活用ポータル、空き家手帳の運営）
・園ナビフォト事業(幼稚園･保育園向け写真販売システム)
【BPO事業】
・BPO事業(総合型アウトソーシング事業)

【サービスに関するお問い合わせ先】
株式会社うるる空き家事業部　担当：星野
TEL：03-3520-8770　 E-Mail：akiya@uluru.jp

【報道関係者お問い合わせ先／意識調査資料お問い合わせ先（報道関係者限定）】
株式会社うるる　広報室　担当：小林
TEL：03-6221-3069　E-Mail：pr@uluru.jp

■■■■■■■■■「相続と空き家に関する意識調査」詳細グラフ■■■■■■■■■