労働力不足問題解決のリーディングカンパニーとして、複数のSaaSを展開する株式会社うるる(東京都中央区 代表取締役社長:星 知也)が運営する、保育園・幼稚園向けのオンライン写真販売サービス「えんフォト」は、年末年始の帰省シーズン目前に、未就学児をもつ20代から40代の親500名を対象とした「子育てに関する情報収集と親世代との価値観の違いに関する調査」を実施いたしました。
(https://en-photo.net/)
【調査サマリー】
・未就学児の親の3割強(34.2%)が、実の両親(以下、実親)や義理の両親(以下、義親)に子育てに関する相談をしない。<結果1> その理由は「相手の負担になるから」(30.0%)が最も多く、次いで0.2ポイント差で「価値観が合わないから」(29.8%)。<結果4>
・子育ての情報収集について20代(Z世代)は「SNS」が46.3%と半数近くにのぼる。40代は「友人」や「パパ・ママ友」から情報収集する割合が20代や30代と比べて高い結果に。 <結果5>
・子育てに関して実親と義親のどちらか、もしくは両方ともに相談しない人も「子どもの近況は報告・共有する」割合が7割強(72.8%)。<結果7> その方法は「SNS」(36.9%)が最も多く、写真共有サービスを利用する方は3割近く(28.7%)にのぼる。<結果10>
・一方で子どもの近況を報告・共有をしない理由は「面倒だから」(22.5%)が最も多く、次いで「義親との関係性がよくないから」(21.1%)、「迷惑だと思われそうだから」(19.3%)という結果に。<結果11>
【調査背景】
妊娠や育児に関する常識は、昭和から平成、令和へと時代が変わるにつれて大きく変化しており、「子育て世代」と「祖父母世代」に関する価値観が合わないと感じている人のお悩みに合わせて「孫育てハンドブック」を発行する自治体も昨今増えています。そこで「えんフォト」では、未就学児の子育て中である親を対象に、子育てに関する情報収集の方法や、パパ・ママ(子育て世代)とその親(祖父母世代)の価値観の違いに関する実態を調査しました。
【調査結果】
<結果1>
実親や義親に、子育てについて相談するか質問したところ、親の3割強(34.2%)が「実親と義親の両方とも相談しない」と回答し、「両方に相談する」人を上回る結果となりました。世代別で見ると40代にその傾向が高く出ていることがわかり、20代と30代は「実親には相談するが、義親には相談しない」と回答した割合がそれぞれ4割近い結果となりました。
<結果2>
子育てについて「実親と義親の両方、もしくはどちらかに相談する」と回答した方に、その頻度を聞いたところ「月に1回程度している」割合が27.1%と最も高い結果となりました。
<結果3>
子育てについて「実親と義親の両方、もしくはどちらかに相談する」と回答した方に、どのような相談をしているのかを質問したところ、「子どもの成長や健康について」が7割近い結果となり(69.6%)最も高く、次いで「子どもの教育について」(32.2%)、「子どもの食事(離乳食含む)について」(23.4%)となりました。
<結果4>
子育てについて「実親と義親のどちらか、もしくは両方とも相談しない」と回答した方に、その理由について聞いたところ、「相手の負担になるから」(30.1%)が最も高い結果となりました。次いでほぼ同率で「価値観が合わないから」(29.8%)の回答が高く、「口出しや干渉をされるから」(17.4%)、「ジェネレーションキャップを感じるから」(13.5%)が続く結果となりました。
<結果5>
子育てについて「実親と義親のどちらか、もしくは両方とも相談しない」と回答した方の「子育てに関する情報収集の仕方」で最も多かったのは「インターネット」(40.6%)でした。次いで1.8ポイント差で「SNS」(38.8%)、3番目に「友人」(33.0%)という結果になりました。
また世代別でみると、Z世代である20代は5割近く(46.3%)が「SNS」と回答した一方で、40代はSNSよりもインターネット検索で子育て関連の情報を収集する割合が5割(54.9%)を超え、次いで「友人」(45.1%)、ママ・パパ友(38.5%)と「SNS」(26.2%)を上回る結果になりました。世代によって情報収集の仕方に差があることがわかります。
<結果6>
子育てについて「実親と義親のどちらか、もしくは両方とも相談しない」と回答した方を対象に、「SNS」や「インターネット」「友人」などからどのような情報を収集しているか聞いたところ、<結果3>同様に「子供の成長や健康について」の回答が53.6%と半数以上を超え、最も多い結果となりました。
<結果7>
実親、義親への相談の有無に関わらず、子どもの近況を報告・共有するかについては、78.0%が「実親と義親の両方、もしくはどちらかに報告・共有する」と回答しました。また「実親と義親のどちらか、もしくは両方とも相談しない」と回答した方がどのような傾向にあるか調べたところ、同じく7割以上(72.8%)が「実親と義親の両方、もしくはどちらかに子どもの近況を報告・共有する」と回答しました。
<結果8>
「実親、義親の両方、もしくはどちらかに子どもの近況を報告・共有する」と回答した方にその理由について質問したところ、「子どもの成長を共有したいから」(61.0%)の回答が最も多い結果となりました。
<結果9>
「実親、義親の両方、もしくはどちらかに子どもの近況を報告・共有する」と回答した方に、その頻度について聞いたところ最も多かった回答が「月に1回程度している」(33.3%)となりました。
<結果10>
「実親、義親の両方、もしくはどちらかに子どもの近況を報告・共有する」と回答した方に、その方法について聞いたところ、「SNS」(36.9%)が最も多く、次いで「年末年始や長期休暇などに顔を見せに行く」(31.5%)、「写真共有サービス」(28.7%)でした。
<結果11>
「実親、義親のどちらか、もしくは両方とも子どもの近況を報告・共有しない」と回答した方にその理由について聞いたところ、「面倒だから」(22.5%)が最も多い結果になりました。「迷惑だと思われそうだから」(19.3%)といった不安から報告・共有しない方も一定数いることがわかりました。
【考察】
株式会社うるる 執行役員/おもいで事業グループ管掌 田中偉嗣
この度の調査により、子育てに関する情報収集と親世代との価値観の違いに関する実態が見えてきました。
子育てに関して実親や義親に相談するかについては、親の3割強(34.2%)が「実親と義親の両方へ相談しないと」回答し、世代別でみても3割以上を超える結果となりました。特に40代は「実親、義親へ相談しない」割合が最も高いことがわかります。相談しない理由として「相手の負担になると思うから」の回答が3割(30.1%)に上り、親への配慮が垣間見える一方で、「価値観が合わないから」(29.8%)の回答も3割近くありました。
昨今、昭和や平成の常識が異なることから子育てに関しても意見が衝突するケースも少なくないことから「孫育てハンドブック」や「祖父母手帳」の発行が自治体や企業で広がっています。今回の調査でも実親や義親へ子育てに関する相談をしない理由として10人に1人以上が、「口出しや干渉をされるから」(17.4%)、「ジェネレーションギャップを感じるから」(13.5%)、「昭和的な考えに共感できないから」(11.1%)、「親の子育て論を押し付けられるから」(10.0%)を選択しており、「祖父母の孫育て」をサポートするガイドブックの必要性を物語っています。これから年末年始を迎え実家や義実家に帰省する方も多くいらっしゃると思いますが、自治体などが発信する前述した情報も参照いただき親世代とのコミュニケーションに役立てていただきたいと思います。
また実親や義親、もしくはどちらかに子育てに関する相談をしない方は、「インターネット」や「SNS」で子育てに関する情報収集をすることが多いようです。特に20代は2人に1人が「SNS」を活用している一方で、40代は「インターネット」(54.9%)についで「友人」(45.1%)、「ママ・パパ友」(38.5%)の回答が多く「SNS」(26.2%)の割合を上回っていることから、「SNS」のような不特定多数の場ではなく、面識のあるリアルな友人・知人へ子育て相談する傾向が高いといえます。
最後に、子育てに関して「実親や義親のどちらか、もしくは両方へ相談しない」ものの、「子どもの近況を報告・共有する」方の割合は7割(72.8%)を超えています。またその方法として「SNS」(36.9%)や「写真共有サービス」(28.7%)があげられていることから、昭和と平成で子育てに対する価値観の違いはあるけれども、子どもの成長や思い出の写真は、パパ・ママ(子育て世代)とその親(祖父母世代)の懸け橋になっているのではないでしょうか。
子どもの近況を共有することを通じて、自然と実親・義親との子育てについて話すことが増え、より実親・義親から子育てのサポートを受けやすくなる可能性があるため、子どもの写真や動画を共有することが子育て支援につながる可能性を秘めていると感じました。一方で子どもの近況を共有しない理由として「面倒だから」(22.5%)が最も多い理由になっており、より手軽に子どもの写真や動画を共有できるサービスを開発していかなければと感じております。
【調査概要】
・調査名:子育てに関する情報収集と親世代との価値観の違いに関する調査
・調査対象:0歳~6歳の未就学児をもつ20代~40代の親
・調査方法:インターネット調査
・調査期間:2023年12月2日~12月3日
・サンプル数:500名
えんフォトは、これまで全国約4,500園以上で導入され、累計約27万人(2023年3月末時点)の保護者が利用している保育園・幼稚園向けのオンライン写真販売サービスです。子どもたちの体験や成長、それに伴う笑顔を写真に残すことで、家族の大切な“思い出づくり”に貢献してきました。
今後も、子どもたちの思い出を大切にするために保育のICT化を推進し、保育に関わる全ての方に喜んでいただけるよう、さらなるサービス拡充に取り組んで参ります。
【えんフォトとは】(https://en-photo.net/)
「世界中のファミリーにもっと幸せな思い出を届けよう」
えんフォトは、WEB上で『写真展示』『販売』『購入・決済』などすべて完結する、幼稚園・保育園/保護者向けオンライン写真販売サービスです。
●WEBで園の写真を選択・購入可能
園が撮影した写真をアップロードし、保護者に写真公開のお知らせメールを一斉送信。保護者はWEB上で写真を選び、注文すると5営業日以内に写真が届く仕組みです。園側はWEBにアップロードするだけなので、プリントや掲示の手間を一切かける必要がありません。
●我が子をすぐに見つけられる!顔認証機能
顔認証機能がついているので、保護者が我が子の写真を簡単にピックアップできます。認証した写真を優先的に表示できるので、写真を探す手間が省けます。
●フォトグラファーがいなくても大丈夫!「えんフォト」が園にフォトグラファーを派遣するサービスも
「うるる」はクラウドソーシング事業「シュフティ」も運営しています。クラウドワーカーであるフォトグラファーを園に手配しますので、依頼するフォトグラファーがいない園でも子どもたちの可愛い写真を撮ることができます。
【うるるグループ 概要】株式会社うるる(https://www.uluru.biz/)
設立:2001年8月31日
所在地:東京都中央区晴海3丁目12-1 KDX晴海ビル9F
代表者名:星 知也
事業内容:
◆CGS(Crowd Generated Service)事業 ※CGSとは、クラウドワーカーを活用したうるる独自のビジネスモデル
・電話代行サービス「fondesk(フォンデスク)」
・入札情報速報サービス「NJSS(エヌジェス)」「nSearch(エヌ・サーチ)※1」
・幼稚園・保育園向け写真販売システム「えんフォト」
・出張撮影サービス「OurPhoto(アワーフォト)※2」
◆クラウドソーシング事業
・プラットフォーム「シュフティ」の運営
◆BPO事業 ※3
・総合型アウトソーシング「うるるBPO」
・高精度のAI-OCRサービス「eas(イース)」
・障害者雇用トータル支援サービス「eas next(イース ネクスト)」
※1 株式会社ブレインフィードにて運営
※2 OurPhoto株式会社にて運営
※3 株式会社うるるBPOにて運営
■サービスに関するお問い合わせ先
株式会社うるる 担当:田中
TEL:03-6221-3064 E-Mail:t_tanaka@uluru.jp
■報道関係者のお問い合せ先
株式会社うるる ブランド戦略部 広報:小林・高橋・岩田
TEL:070-8803-4325 E-Mail : pr@uluru.jp