労働力不足問題解決のリーディングカンパニーとして、複数のSaaSを展開する株式会社うるる(東京都中央区 代表取締役社長:星 知也)は、公共事業の入札に参加する民間企業を対象に、入札公示前のマーケット調査・分析から案件履行の実務まで、あらゆる入札関連業務を請け負い、業務効率化と落札獲得をトータルで支援するBPaaS※「入札BPO」の提供を、2023年11月1日(水)より開始いたします。
入札情報速報サービス「NJSS」が持つ約15年分の入札・落札情報を始めとするビッグデータを活用した入札関連ノウハウと、うるるの100%子会社かつ祖業であり、これまで5,000社以上の企業の業務効率化を支援してきたうるるBPOの案件履行の業務請負実績をかけあわせたうるるグループ全体のシナジー効果で、入札市場におけるDX化を加速いたします。
※BPaaSとは:Business Process as a Serviceの略称。企業がSaaSを利用するうえで、本来“人”が担うべき労働力までのアウトソーシングをセットで提供するサービス形態を指す。
■入札業務のプロセスにおける顧客の潜在的なニーズ・課題に着目
官公庁を含む公的機関の年間公的支出は、毎年増加傾向で推移しており、特に入札マーケットは約25兆円と国家予算の約1/5を占める規模の巨大な市場となっています。また「官公需法(官公需についての中小企業者の受注の確保に関する法律)」の後押しもあり、中小企業者の入札マーケットへの参加機会も拡大しております。
これまでうるるでは入札事業領域において、入札・落札案件の情報収集を通じて企業を支援してきた「NJSS」および「nSearch」を軸に、入札プロセスごとの課題を解決すべく、入札市場を分析して情報を発信する「入札リサーチセンター」、公共機関の予算(事業)情報を活用し官公庁ビジネスの上流工程攻略を支援する「GoSTEP」、入札資格の更新漏れを防ぐ「入札資格ポータル(β版)」と各サービスを展開してまいりました。
その中で、導入企業において「人手不足により、煩雑な入札関連業務がまわらない」「必要なデータの抽出や分析に時間を要している」「自社に関連する入札案件をしっかりと見極め、効率よく入札に参加し、落札率を高めたい」などといった、潜在的な入札プロセスのニーズがあることがわかりました。自社の強みや業界に応じた入札戦略策定や効率よく応札し落札率を向上するためには、従来のSaaS(WEBサービス)の導入のみならず、一定の入札関連ノウハウを活用した人力作業が不可欠であることから、この度、新たに「入札BPO」の提供を開始いたします。
<入札業務のプロセスとうるるが入札事業として提供するサービス>
■「入札BPO」のサービス概要
「入札BPO」が提供するサービスメニューは、【1. 入札公示前における「マーケット分析」】、【2. 応札に必要な「入札業務」】、【3. 落札後の「案件履行」】と大きく3つに分けており、企業において多岐にわたる入札プロセスごとの業務における課題やニーズに合わせてサポートいたします。
1.【マーケット分析】戦略立案やターゲット選定を支援
自治体の計画書など入札公示前の上流工程での情報から、過去案件の応札・落札情報まで、あらゆる入札関連情報を収集し、マーケット分析を支援します。またターゲットとなる自治体の最新動向を効率的に把握するために、アプローチ先の選定からアンケートの回収・集計、ニーズ調査まで請け負うため、企業は戦略的な企画を立案することが可能です。
2.【入札業務】煩雑な入札業務を効率化!入札ノウハウを活用したデータ提供
日々公示される自社に関連する入札案件のチェック業務を代行いたします。案件公示書や仕様書等から指定の項目を抜き出し、Excel等へ情報を集約するため、手間のかかる入札案件チェック業務が効率化します。また、膨大な入札関連データの調査や加工にも対応しており、「参加条件」や「資格要件」などユーザーのニーズに合わせて仕様書に掲載されている情報を精査・加工し、落札の確度を高めるための高精度なデータを提供いたします。
3.【案件履行】豊富な実績・知見・リソースで案件履行業務もサポート
約15年に渡る入札情報サービス運営の知見と、うるるBPOの持つ大量業務のディレクションノウハウと国内外のパートナー企業やクラウドワーカーなどの豊富なリソースを活用することにより、ユーザーに合わせた適切なサービスをご提案し、「データ収集・入力・集計」「コールセンター代行」等の案件履行業務をサポートいたします。
<利用料金>
サービスメニューの提供量に応じて変動いたします。
※詳細はお問い合わせください(https://bpo.njss.info/contact/)
■うるるグループのアセットをかけあわせたシナジー効果で、入札市場のDX化を加速
「入札BPO」はSaaS(WEBサービス)を通じたこれまでのサービス提供に留まらず、入札事業の実務で多発する煩雑なアナログ業務(人力作業)までを一貫して請け負う、現在注目を集め始めている「BPaaS」型のサービスです。
入札事業で培った約15年分の入札・落札情報のビッグデータと入札市場における知見やノウハウ、また案件履行の業務請負実績と数多くのSaaSの裏側の人力作業を担ってきたうるるBPOが連携し、公共事業の入札に参加する企業のあらゆる入札業務を支援することで、「真の業務効率化」を図りつつ落札による売上アップに貢献いたします。また「入札BPO」の全プロセスにおいて、入札に知見のある社員とうるるが保有するクラウドワーカーをハイブリッド活用することで、品質の高いBPOサービスを提供し、うるるグループのアセットをかけあわせたシナジー効果で、入札市場のDX化を加速してまいります。
うるるでは引き続き「労働力不足問題の解決」を目指し、新たな労働力の創出と活用、そしてITやAIの力を掛け合わせ、日本におけるDXの推進と生産性向上に貢献してまいります。
■サービスに関するお問い合わせ先
株式会社うるる 担当:長田
E-Mail:njss-bpo@uluru.jp
【NJSSとは】(https://www.njss.info/)
市場規模25兆円以上の、全国の官公庁・自治体・外郭団体をはじめとした全国8,300の機関の入札/落札情報を一括検索・管理できる業務支援サービス。役務から物品、建設・工事まで、あらゆる分野の入札情報が検索可能。
【nSearchとは】(https://nsearch.jp/)
官公庁・自治体等が公開している入札/落札情報をまとめて検索できるサービス。自然言語処理や機械学習を活用し、すべての案件情報を自動収集する。2023年1月より、うるるの100%子会社となる。
【入札リサーチセンターとは】(https://research.njss.info)
企業の入札市場への参入を後押しすべく、全国8,300機関から収集する入札データから、入札市場の変化の兆しや傾向を分析して情報発信をするオウンドメディア。
【GoSTEPとは】(https://www.gostep.biz/)
公共機関や行政事業の与件をデータベース化し、民間企業の官公庁ビジネスを上流工程から支援するプラットフォーム。令和4~5年度の事業(予算)情報を中心に、地方自治体・中央省庁から約32万件の情報が登録されている。
【入札資格ポータル(β版)とは】(https://nsp.njss.info)
入札業務において最も煩雑かつ重要度の高い「入札参加資格の管理業務」を効率化し、入札参加機会ロスの防止を支援する入札資格管理サービス。
【株式会社うるる BPO 概要】(https://www.uluru-bpo.jp/)
データ入力・データスキャンを中心に、DM 発送・コールセンター・システム開発など多岐にわたる業務のアウトソーシングを通してお客様のビジネスの効率化・合理化を支援しています。昨今のDXやSaaSの流れにも必要とされている「人力の活用」も強みとし、変わりゆく社会に対して常に相応うサポートを提案、実現しております。取引企業数:5,396社、取り扱い件数:29,827案件(※2023年1月末日時点)
設立:2014年10月1日
所在地:東京都中央区晴海3丁目12-1 KDX晴海ビル6F
代表者名:桶山 雄平
【うるるグループ 概要】株式会社うるる(https://www.uluru.biz/)
設立:2001年8月31日
所在地:東京都中央区晴海3丁目12-1 KDX晴海ビル9F
代表者名:星 知也
事業内容:
◆CGS(Crowd Generated Service)事業 ※CGSとは、クラウドワーカーを活用したうるる独自のビジネスモデル
・電話代行サービス「fondesk(フォンデスク)」
・入札情報速報サービス「NJSS(エヌジェス)」「nSearch(エヌ・サーチ)※1」
・幼稚園・保育園向け写真販売システム「えんフォト」
・出張撮影サービス「OurPhoto(アワーフォト)※2」
◆クラウドソーシング事業
・プラットフォーム「シュフティ」の運営
◆BPO事業 ※3
・総合型アウトソーシング「うるるBPO」
・高精度のAI-OCRサービス「eas(イース)」
・障害者雇用トータル支援サービス「eas next(イース ネクスト)」
※1 株式会社ブレインフィードにて運営
※2 OurPhoto株式会社にて運営
※3 株式会社うるるBPOにて運営
■報道関係者のお問い合せ先
株式会社うるる ブランド戦略部 広報:小林・高橋・川添
TEL:070-8803-4325 E-Mail : pr@uluru.jp